ホーム > 揺れに強い水槽4つの条件 > アスペクト比を有利にする
アスペクト比とは、地震の加速度(ガル)にどこまで耐えられるかが分かる重要な数値です。
水槽の場合は、水槽の高さや幅、重心位置、重量によって求められ、地震対策に大きく役立ちます。
地震が起きると、食器棚など背が高く重量があるものほど揺れて転倒の危険を感じるものです。見慣れた光景なので、その現象について深く考える人は少ないでしょう。
しかし、物体はある条件がそろうと共振を起こします。すると、その地震の揺れと同じ向きで物体そのものが振られ始め、一気に揺れも激しくなり大変危険な状態になるのです。
そこで重要になってくるのがアスペクト比です。
地震の際、アスペクト比が大きい物体ほどその振り幅は大きくなり、転倒の危険が高まります。
つまりはアスペクト比が小さい物体ほど振り幅も小さく抑えられるので、その物体は「地震に強い」ことになります。
一般的に設置されている水槽は、水槽よりも水槽台の方が軽い仕様になっているため、そのアスペクト比は4.2程度といわれています。単純に軽い台に重いものが置いてあったら危険なことは容易に想像できますが、現実的に水槽の設置においてはその対策の開発は遅れているのが現状です。
軽い物を重くすることにはマイナスのイメージがあるかも知れませんが、水槽の地震対策においては、あえて水槽台を重くし、重心を低くすることは大変重要です。
弊社の免震水槽は、水槽と水槽台(キャビネット)の一体化を前提にした上でキャビネットと水槽の高さや重心を綿密に計算し、重心を低く調整しています。アスペクト比においては弊社推奨の4.0以下と数値を低く抑え、これにより揺れを最小限に抑え、耐久性のある地震に強い構造を実現しています。
